NHKマイルカップは大混戦!セリフォスの取捨は?大穴が来る年も

NHKマイルカップ セリフォスの取捨は?

今年のNHKマイルカップは混戦

今年のNHKマイルカップは群雄割拠の混戦模様が予想される。

シンザン記念を制したマテンロウオリオンや、ニュージーランドTでマテンロウオリオンを下したジャングロなどが揃い、どの馬が勝ってもおかしくなり状況となっている。

そうした中でどの馬がNHKマイルカップを制するのかは、過去のデータから判断していくことが重要となる。

1番人気、2番人気は馬券に入れる必要がある

まずは過去10年の馬券に絡んだ馬達を見ていこう。

着順枠番馬番馬名性齢斤量所属人気単勝騎手
20211715シュネルマイスター牡357.0(美)23.7ルメー
2510ソングライン牝355.0(美)716.9池添謙
348グレナディアガーズ牡357.0(栗)13.4川田将
20201611ラウダシオン牡357.0(栗)929.6Mデム
223レシステンシア牝355.0(栗)13.0ルメー
336ギルデッドミラー牝355.0(栗)619.0福永祐
20191817アドマイヤマーズ牡357.0(栗)24.3Mデム
2818ケイデンスコール牡357.0(栗)1487.7石橋脩
3510カテドラル牡357.0(栗)732.8アヴド
20181611ケイアイノーテック牡357.0(栗)612.8藤岡佑
259ギベオン牡357.0(栗)25.2Mデム
3817レッドヴェイロン牡357.0(栗)925.0岩田康
20171816アエロリット牝355.0(美)25.8横山典
2714リエノテソーロ牝355.0(美)1337.5吉田隼
336ボンセルヴィーソ牡357.0(栗)614.4松山弘
2016124メジャーエンブレム牝355.0(美)12.3ルメー
235ロードクエスト牡357.0(美)26.4池添謙
3818レインボーライン牡357.0(栗)1240.7福永祐
2015147クラリティスカイ牡357.0(栗)36.4横山典
259アルビアーノ牝355.0(美)46.5柴山雄
3612ミュゼスルタン牡357.0(美)25.9柴田善
20141510ミッキーアイル牡357.0(栗)11.9浜中俊
212タガノブルグ牡357.0(栗)17114.5三浦皇
311キングズオブザサン牡357.0(栗)1278.4蛯名正
2013148マイネルホウオウ牡357.0(美)1034.3柴田大
2817インパルスヒーロー牡357.0(美)614.2田中勝
3612フラムドグロワール牡357.0(美)829.6横山典
2012135カレンブラックヒル牡357.0(栗)13.7秋山真
2817アルフレード牡357.0(美)37.4ウィリ
3612クラレント牡357.0(栗)1564.7小牧太

こうして見ると、過去10年では2013年を除き1番人気もしくは2番人気のいずれかが馬券に絡んでいることが分かる。

素直に人気上位を馬券に入れておく必要がありそうだ。

ただし、1番人気で1着となったのは2012年のカレンブラックヒル、2014年のミッキーアイル、2016年のメジャーエンブレムと3勝に留まっている。

1番人気だからといって頭固定は危険なレースと言える。

前走が重賞に出ていることが必須条件

次に、前走のレースと結果について見ていこう。

着順馬名前走レース前コース前クラス前人前着着差
20211シュネルマイスター弥生賞中山芝2000G2220.2
2ソングライン桜花賞阪神芝1600G17152.0
3グレナディアガーズファルコン中京芝1400G3120.0
20201ラウダシオンファルコン中京芝1400G3120.2
2レシステンシア桜花賞阪神芝1600G1120.2
3ギルデッドミラーアーリント阪神芝1600G3420.3
20191アドマイヤマーズ皐月賞中山芝2000G1240.4
2ケイデンスコール毎日杯阪神芝1800G3740.2
3カテドラルアーリント阪神芝1600G3720.0
20181ケイアイノーテックNZT中山芝1600G2120.0
2ギベオン毎日杯阪神芝1800G3220.3
3レッドヴェイロンアーリント阪神芝1600G3430.2
20171アエロリット桜花賞阪神芝1600G1650.2
2リエノテソーロアネモネS中山芝1600OP240.2
3ボンセルヴィーソNZT中山芝1600G2530.2
20161メジャーエンブレム桜花賞阪神芝1600G1140.4
2ロードクエスト皐月賞中山芝2000G1581.2
3レインボーラインNZT中山芝1600G2450.1
20151クラリティスカイ皐月賞中山芝2000G11050.7
2アルビアーノフラワーC中山芝1800G311-0.2
3ミュゼスルタンスプリング中山芝1800G2670.5
20141ミッキーアイルアーリント阪神芝1600G311-0.6
2タガノブルグ橘S京都芝1400OP11-0.0
3キングズオブザサン皐月賞中山芝2000G111151.2
20131マイネルホウオウNZT中山芝1600G2470.5
2インパルスヒーローファルコン中京芝1400G321-0.1
3フラムドグロワール京成杯中山芝2000G31101.0
20121カレンブラックヒルNZT中山芝1600G211-0.4
2アルフレードスプリング中山芝1800G22122.1
3クラレント弥生賞中山芝2000G211120.8

こうしてみると、過去10年に馬券に圏内に入った馬は2017年のリエノテソーロ(2着)、2014年のタガノブルグ(2着)を除き、全馬が重賞に出走している。

上述の2頭もオープン戦を走っており、条件戦を勝ったばかりの馬は無条件に消して良さそうだ。

G1ということもあり、それまで条件戦を戦っていたような馬ではハードルが高いと言える。

2022年の特別登録馬では、セイクリッドが前走未勝利戦となっている。

NHKマイルカップはダイワメジャーが強い

血統から見てみると、ダイワメジャーが好成績を残していることが分かる。

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率
ダイワメジャー3-1-2-1018.8%25.0%37.5%
ディープインパクト2-1-0-1610.5%15.8%15.8%
クロフネ2-1-0-525.0%37.5%37.5%
リアルインパクト1-0-0-150.0%50.0%50.0%
スズカフェニックス1-0-0-150.0%50.0%50.0%
Kingman1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
ロードカナロア0-1-0-90.0%10.0%10.0%
ヨハネスブルグ0-1-0-10.0%50.0%50.0%
マツリダゴッホ0-1-0-40.0%20.0%20.0%
シンボリクリスエス0-1-0-10.0%50.0%50.0%
キズナ0-1-0-10.0%50.0%50.0%
Speightstown0-1-0-00.0%100.0%100.0%
Harlan's Holiday0-1-0-00.0%100.0%100.0%
キングカメハメハ0-0-2-40.0%0.0%33.3%
ステイゴールド0-0-1-30.0%0.0%25.0%
ハーツクライ0-0-1-20.0%0.0%33.3%
オルフェーヴル0-0-1-20.0%0.0%33.3%

また、クロフネも自身がこの舞台で勝利していることもあり得意としている。

逆にキングカメハメハはあまり良績を残せていない。

今回出走予定のダイワメジャー、クロフネ産駒は

・セリフォス

・マテンロウオリオン

の2頭。

予想結論:セリフォスに逆らわない

こうして見ていくと、血統面、人気面からセリフォスの馬券内が堅いことが分かる。

ただし、紐には穴が来ることがこれまでの傾向から考えられるので比較的手広く狙っていきたい。

◎セリフォス

○マテンロウオリオン

▲ソネットフレーズ

△プルパレイ

■NHKマイルカップ予想動画

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