ウマ娘で社台解禁!次に来る社台の馬は誰?バブルガムフェローやステイゴールドなど可能性の高そうな馬を予想

競馬人気を間違いなく広げている「ウマ娘 プリティーダービー」。
これまで社台・ノーザン系の馬が登場してこなかったのですが
2023年2月、ついにネオユニヴァースが解禁されました。
これは単に一頭のダービー馬がアプリに登場したというだけではありません。
社台の馬が一頭許可が出たということは、今後も社台系の馬が
登場していく可能性が高まったことを意味します。
そこで今回は、ウマ娘において今後出てきそうな社台の馬について
経歴とその理由について見ていこうと思います。
社台系の馬が登場し歓喜に湧いた2月

まずは簡単にウマ娘で社台が解禁された時のことを見てみましょう。
社台のダービー馬ネオユニヴァースがウマ娘に登場することが発表されたのは、
2023年2月22日のことです。
カツラギエース、ジャングルポケット、ヒシミラクル、タップダンスシチーとともに
ネオユニヴァースが登場することが発表されたのです。
この発表はアプリユーザーの間で大きな話題となりました。
なぜならこれまで社台レースホースの馬は一頭も登場していなかったからです。
ウマ娘はたしかにこれまでスペシャルウィークやサイレンススズカ、トウカイテイオーといった名馬が登場してきましたが、
それらのライバルであったり、周辺の世代のチャンピオンクラスを多く所有していたのは社台レースホースでした。
それにも関わらずそれらの馬はこれまで一頭も登場してこなかったため、
ウマ娘ファンの中でネオユニヴァースの登場は、今後を大いに期待することができる出来事だったのです。
こうしてネオユニヴァースが登場してから約2ヶ月が経った今
次なる社台系の馬の登場が期待されますが、一体それは誰になるのでしょうか。
既に登場している馬との関係や、それぞれの年代のチャンピオンになっており
登場したら盛り上がりそうな馬を中心に予想してみたいと思います。
次に社台で登場する馬は?

まず期待できる一頭はギャロップダイナです。
ギャロップダイナは1980年4月25日に社台ファーム早来で生まれました。
父はリーディングサイアーを10度獲得した大種牡馬ノーザンテースト、
母はレースに一度も出ていませんが、近親に活躍馬が多数いたアスコットラップという血統です。
1982年にデビューすると長らく条件戦やオープンクラスを走り、一時はダート路線にも挑戦します。
オープンでも健闘はするものの、5歳(当時の6歳)の秋の時点で30戦6勝と当時の競馬界では中堅どころという評価でした。
そうした中で1985年に天皇賞(秋)に出走すると、当時日本最強と言われていたシンボリルドルフ相手に激走し
13番人気で勝利をもぎ取ります。
この時の1分58秒7というタイムは当時の日本レコードを0.2秒更新するものでした。
戦前にはシンボリルドルフを管理する野平祐二調教師が
「競馬に絶対があることを証明したい」と語っていたほど絶対的な自信を持っていました。
単勝オッズも1.4倍という圧倒的支持を受けていたシンボリルドルフが敗れるという大波乱を起こした馬として
現在も語り継がれています。
その後は安田記念も制し、海外遠征も行うという結果を残したギャロップダイナは
そのドラマ性も含めてウマ娘に登場する可能性が高そうです。
特に天皇賞(秋)で破ったシンボリルドルフは、ウマ娘においてトレセン学園の生徒会長という役割を担っています。
さらに同世代のカツラギエースや、三冠馬ミスターシービーといった馬も既に登場していることから
ギャロップダイナが登場すればこの辺りの世代のエピソードが充実してくるはずです。
次に期待したい馬は、バブルガムフェローです。

バブルガムフェローは1993年4月11日に社台ファームで生まれました。
父は日本の競馬界を変えた大種牡馬サンデーサイレンス、
母はG1馬の娘で繁殖として期待されていたバブルカンパニーという血統です。
馬名の意味は「風船を噛む男」という意味です。
2歳(当時の3歳)となった1995年10月にデビューをすると
12月には朝日杯3歳ステークスを勝利しG1制覇を果たします。
翌年のクラシックでの本命となりましたが、皐月賞の直前で骨折が判明し長期休養となります。
その後は秋の菊花賞に向かうものと見られていましたが、3000mという距離を嫌い天皇賞(秋)へと向かいます。
こうした菊花賞ではなく天皇賞(秋)に向かうというのは今では良く見られる光景ですが
当時はそうではありませんでした。
バブルガムフェロー以前に3歳(当時の4歳)で挑んだ馬は1987年以降4頭しかおらず、
勝利をあげた馬はいないという状態でした。
そうした中で挑んだ天皇賞(秋)には、この年無敗だったサクラローレルや
通算9戦8勝のマーベラスサンデー、G1・3勝のマヤノトップガンといった馬たちが強力なライバルとして立ちはだかります。
しかしバブルガムフェローはこうした強敵相手でも怯むことなく、
最後の直線では並びかけてきたマヤノトップガンに半馬身差をつけて勝利します。
これにより第一回の天皇賞を制したハッピーマイト以来となる59年振りとなる
3歳馬(当時は4歳馬)による天皇賞制覇を果たしました。
こうした記録的な勝利があるため、ウマ娘でもエピソードを作りやすいという点が
登場してくる可能性を高めます。
また、更に期待できるのはマーベラスサンデーの存在です。
マーベラスサンデーはバブルガムフェローとは先程の天皇賞(秋)の他にも、
1997年の宝塚記念で対戦しています。
そしてそのレースではマーベラスサンデーが勝利し、バブルガムフェローが2着になっています。
この宝塚記念での勝利はマーベラスサンデーにとって悲願とも言えるG1勝利であったため
バブルガムフェローはそのライバルとしてエピソードに欲しい存在です。
マーベラスサンデーの実装が長引いているのも、バブルガムフェローの許可が降りるのを待っていたのではないかとも噂されており、
今後の動向に期待したい馬と言えます。
3頭目は、ステイゴールドです。

ステイゴールドは1994年3月24日に白老ファームで生まれました。
父はサンデーサイレンス、母はサッカーボーイの妹であるゴールデンサッシュという血統です。
幼い頃から非常に気性が荒く、育成時からレーザー治療の高価な機械を2度壊したり、
他馬に襲いかかっていたりしていたそうです。
デビューしてからはその気性難が災いしてか
2着、3着が多くなかなか重賞で勝利をあげることができませんでした。
初重賞制覇となったのは、6歳(当時の7歳)となった目黒記念で、
ここまでに38戦を要しました。
その後も善戦が続きますが、2001年に日経新春杯を勝利し挑んだ海外遠征のドバイシーマクラシックでは
当時世界最強と呼ばれていたファンタスティックライトを相手に接戦を制します。
さらに、引退レースとなった香港ヴァーズでは到底届かないような場所から最後の直線で異次元の脚を見せて勝利しました。
こうした気性難や海外で結果を残すという特性は産駒にも受け継がれており
オルフェーヴルやゴールドシップといった個性的な馬を次々と輩出していきました。
このような特徴的な戦績や、エピソードが絶えないため
ステイゴールドには非常に多くのファンがいます。
そのため登場すれば大きな話題となりそうです。
また、当時しのぎを削ったテイエムオペラオーやナリタトップロードなどは既に登場していることから
ステイゴールドが登場すればさらにその周辺が盛り上がることとなります。
アニメでは「キンイロリョテイ」という名前でステイゴールドをモデルにしたと見られるキャラクターが存在しており
登場を待ちわびているファンも多そうです。
社台系の馬たちのさらなる登場を待ちたい

こうして予想をした馬は、
社台系が解禁された今、いずれ登場してくる可能性は高そうです。
後は2000年代から現在までの日本競馬を席巻しているノーザンファーム系の馬たちがいつ解禁されるかですね。
もしこの辺りが解禁されれば、更に大きな盛り上がりを見せそうです。