【2023】メトロポリタンステークス過去データから傾向や特徴を掴む

【2023】メトロポリタンステークス過去データから傾向や特徴を掴む トップ画像

2023年5月7日に開催されるメトロポリタンステークスの過去10年の傾向データと、東京芝2400mのデータを見ていこうと思います。

各データの詳しい内容は下記のリンクからご覧ください。

メトロポリタンステークス過去10年データ

東京芝2400mのコース分析

メトロポリタンステークスステークス2023出馬表

メトロポリタンステークス過去10年の枠別成績

勝率連対率複勝率
110%30%40%
210%10%30%
30%10%20%
40%0%9.1%
57.7%15.4%30.8%
611.1%27.8%27.8%
711.1%22.2%33.3%
816.7%22.2%27.8%

メトロポリタンステークスの過去10年の枠別での成績を見ると、内枠と外枠が良い成績を残しています。

逆に3枠、4枠についてはあまり成績が良くありません。

こうした中枠の成績が落ちる傾向なのは東京芝2400m全体でも同様です。

東京芝2400mの枠順別成績

枠番着度数勝率連対率複勝率
121-20-14-1639.6%18.8%25.2%
221-12-27-1719.1%14.3%26.0%
318-20-19-1867.4%15.6%23.5%
417-20-19-1936.8%14.9%22.5%
520-20-16-2127.5%14.9%20.9%
627-26-19-2169.4%18.4%25.0%
720-22-26-2636.0%12.7%20.5%
831-33-35-2459.0%18.6%28.8%

このことから、内枠もしくは外枠の馬を狙った方が良さそうです。

次に脚質について見ていきましょう。

Expand All

メトロポリタンステークス 過去10年の脚質別成績

脚質勝率連対率複勝率
逃げ10%10%10%
先行10.3%23.1%30.8%
差し11.5%26.9%26.9%
追込6.1%9.1%30.3%

過去10年では勝率で見るといずれの脚質もある程度の成績を残しています。

ただ、連対率、複勝率で見てみると逃げ馬はほとんど来ていません。

複勝や3連複といった馬券を購入する際には先行〜追い込みの馬を狙っていくと良さそうです。

こうした傾向はメトロポリタンステークス特有のもので、東京芝2400m全体では逃げ馬の方が有利となっています。

東京芝2000mの脚質別成績

脚質着度数勝率連対率複勝率
逃げ112-104-71-53013.7%26.4%35.1%
先行83-83-85-6329.4%18.8%28.4%
差し35-41-66-5974.7%10.3%19.2%
追込11-13-19-3243.0%6.5%11.7%

次に、騎手について見てみましょう。

メトロポリタンステークス過去10年の騎手別成績

騎手1着2着3着全体
戸崎圭太2015
田辺裕信1119
吉田豊1115

戸崎圭太騎手が過去10年で2勝をあげています。その他の騎手も関東所属の騎手が活躍している傾向にあります。

これは東京芝2400m全体でも同様で、東京競馬場の長距離コースということもあり特徴を熟知している関東の騎手が強いようです。

東京芝2400mが得意な騎手

騎手名着度数勝率連対率複勝率
三浦皇成6-8-13-478.1%18.9%36.5%
M.デムーロ12-6-12-3817.6%26.5%44.1%
C.ルメール41-25-8-3537.6%60.6%67.9%
田辺裕信9-16-8-639.4%26.0%34.4%
石橋脩6-8-8-547.9%18.4%28.9%
戸崎圭太7-17-7-687.1%24.2%31.3%

その他にはルメール騎手が東京芝2400m全体では複勝率が6割を超えており、もし今回ルメール騎手が騎乗するのであれば必ず狙いたいところです。

メトロポリタンステークス 過去10年の種牡馬別成績

種牡馬1着2着3着全体
キングカメハメハ3007
ディープインパクト21217
ネオユニヴァース1013

種牡馬で見ると、キングカメハメハとディープインパクト産駒が活躍をしています。

ただ、東京芝2400m全体で見てみると、ルーラーシップやタニノギムレット、ドゥラメンテといった種牡馬の産駒の方が好成績となっています。

東京芝2400mが得意な種牡馬

種牡馬名着度数勝率連対率複勝率
ディープインパクト39-31-33-20112.8%23.0%33.9%
ルーラーシップ17-14-6-8214.3%26.1%31.1%
タニノギムレット3-1-4-1016.7%22.2%44.4%
ドゥラメンテ5-4-3-2115.2%27.3%36.4%
ワールドエース2-1-3-225.0%37.5%75.0%
キングカメハメハ9-9-2-5312.3%24.7%27.4%

メトロポリタンステークス 過去10年の勝ち馬

勝ち馬走破タイム距離・コース
ヴァイスメテオール02:25:9東京芝2400m
ゴールドギア02:24:5東京芝2400m
ウラヌスチャーム02:25:8東京芝2400m
ベストアプローチ02:24:8東京芝2400m
ヴォルシェーブ02:24:1東京芝2400m
モンドインテロ02:26:2東京芝2400m
ムスカテール02:24:8東京芝2400m
ラブリーデイ02:25:2東京芝2400m
カフナ02:24:3東京芝2400m
スマートロビン02:27:1東京芝2400m

過去10年の勝ち馬を見てみると、その後G1を制したラブリーデイや、ステイヤーズSを制したモンドインテロなどがおり比較的出世レースといえる競走となっています。

今年の勝ち馬もここから飛躍し重賞、G1の舞台へと上がっていくことを期待したいですね。

【2023】メトロポリタンステークス過去データから傾向や特徴を掴むの関連記事