2023年の安田記念は面白い!ジャックドール参戦でマイル界はどう変わる?

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今年の安田記念は例年になく盛り上がりそうです。

大阪杯を制したジャックドールの参戦や、復活のシュネルマイスターなど非常に楽しみなメンバーが揃いそうです。

今回はそんな2023年の安田記念の面白さについて見ていこうと思います。

ジャックドールが安田記念に参戦

マイル路線が盛り上がりを見せそう

マイル路線の盛り上がりを感じさせる一番の理由は、ジャックドールの参戦です。

ジャックドールは前走の大阪杯で見事G1を制覇しました。

これまで新馬戦以来14戦すべてにおいて芝2000mを走ってきた馬ですが
ついに次走で芝1600mの安田記念を走ることが決まりました。

この距離短縮は調教師、そして武豊騎手の両方ともに考えていたことで
両者の想いが合致したものとなります。

もともとジャックドールの父はマイルで絶対的な王者に君臨していたモーリスで、
母の兄も芝1400mのフランスG1を2着に入った馬ですから
血統的にもマイルがぴったりなはずです。

層の厚い中距離路線においてG1を制した馬が距離を短縮して挑むということで、
それだけで今年のマイル路線は盛り上がっていきそうです。

2000mのG1で逃げることのできる先行力があるので、
マイルの早いスピードにも対応できそうですから非常に楽しみな存在です。

父モーリスの様な連勝街道を進むことができるのか注目が集まります。

さらにその盛り上がりを高めるのが、シュネルマイスターの復活です。

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復活のシュネルマイスター

シュネルマイスターは2021年のNHKマイルカップの勝ち馬ですが、
その年の毎日王冠を勝って以降苦しい日々が続きました。

見るチャンピオンシップ、安田記念の両方を2着になるなど惜しい競馬はするものの
勝つまではいきませんでした。

しかし前走のマイラーズカップで見事約1年半振りの勝利を飾っており
ようやく復調の気配を見せてきました。

この勢いで再びのG1制覇へと、万全の体制で安田記念へと挑んでくるはずです。

また、前年のマイルチャンピオンシップの覇者であるセリフォスも
ドバイターフこそ初めての芝1800mを走り5着でしたが、再び1600mに戻してなら
しっかりと実力を発揮してくれるはずです。

さらにはソダシもヴィクトリアマイルの後に順調ならば安田記念へと向かうはずです。

白毛のG1馬ということもあり非常に人気の高い馬ですから
出走すればそれだけで盛り上がる存在です。

他にも昨年の安田記念の覇者であるソングラインや、
三浦皇成騎手とともに悲願のG1制覇を目指すウインカーネリアンなども出走をしてくるものと見られます。

そうなればまさに今年の安田記念はマイル王決定戦ということになっていきそうです。

 

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