三浦皇成騎手がついに悲願のG1制覇へ!ドルチェモアとのNHKマイルカップで記録達成なるか

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2023年5月7日にNHKマイルカップが開催されます。

とても楽しみな馬たちが揃い混戦ムードを呈していますが
その中で遂に悲願のG1を達成することができるか
注目されている存在がいます。

今回はそんなNHKマイルカップで注目しておきたいことについて見ていこうと思います。

ついに三浦皇成騎手はG1を制覇できるか

ついにG1を制覇できるか

NHKマイルカップで悲願のG1制覇に期待がかかるのは、三浦皇成騎手です。

三浦皇成騎手は関東のトップジョッキーの一人ですが
実はいまだにJRAでのG1勝利がありません。

三浦皇成騎手といえば、新人時代に武豊騎手の記録を超える
91勝をしたことで注目を集めたジョッキーです。

その後に、タレントのほしのあきさんと結婚したことも
大きな話題となりました。

そんな三浦騎手は早くから重賞クラスでも活躍をしてきました。

デビューした月に中山牝馬ステークスに騎乗したかと思えば、
同年の8月にはフィフスペトルに騎乗し、函館2歳ステークスを制しました。

G1にもその年の10月に行われたスプリンターズステークスから騎乗をしており、
G1制覇もすぐかと思われていました。

最年少のG1勝利記録は19歳7ヶ月21日の武豊騎手でしたから
三浦皇成騎手は新人の最多勝利だけでなく、
G1の最年少勝利記録も更新するのではないかと見られていたのです。

しかし三浦皇成騎手は、G1勝利にはとことん縁がありませんでした。

騎乗数は決して少なくないのですが、どうしても勝利にまでは結びつかなかったのです。

そしてその未勝利記録は現在も継続しており
なんとここまで109連敗をしてしまっているのです。

三浦皇成騎手の次に連敗数が多かったのは、
藤岡佑介騎手で85連敗でしたからいかに三浦皇成の連敗記録が飛び抜けているかが分かります。

ただ、直近でも皐月賞にウインオーディンに騎乗し、15番人気ながら8着に持ってきたように
決して腕がG1で通用しないという訳ではありません。

また、2着も2回、3着も7回あり誰もがそろそろと思うものの
どうしても勝利まではいかないのです。

一応地方競馬ではJpn1の全日本2歳優駿をディアドムスで、
JBCスプリントをダンシングプリンスで制してはいるのですが
なぜかJRAのG1を制することはできていません。

三浦皇成騎手の後輩にあたる石川裕紀人騎手や、荻野極騎手、
さらに坂井瑠星騎手などが続々とG1を制しており、
なんとかしてそれに追いつきたいはずです。

また、三浦皇成騎手は現在累計で994勝をあげています。

過去に1000勝をあげた騎手は過去に42名いますが、
グレード制導入以降、G1を未勝利だった騎手はいません。

過去にG1未勝利で引退をした騎手の中で最多勝だった騎手は
木幡初広氏の784勝ですからもしこのまま三浦皇成騎手が引退すると
その記録を大きく伸ばしてしまうことになります。

そのためなんとか不名誉な記録を作ってしまわないようにしたいところです。

そうした中、三浦皇成騎手はついにG1制覇を達成できそうな馬とめぐりあいました。

それがNHKマイルカップのドルチェモアです。

ドルチェモア

ドルチェモアは父ルーラーシップ、母アユサンという血統の3歳牡馬で、
下河辺牧場で生まれました。

そんなドルチェモアはデビューから3連勝でG1朝日杯フューチュリティステークスを制しました。

前走のニュージーランドトロフィーこそ休み明けの影響もあったのか7着に敗れましたが
休み明け二走目となる今回は万全の状態で挑んでくるはずです。

母のアユサンは2013年の桜花賞を制した名牝で、血統的にもマイルという距離もぴったりなはずです。

この強力な馬とタッグを組み、なんとか三浦皇成騎手には悲願のG1制覇を成し遂げてもらいたいものです。

実は三浦皇成騎手も東京の芝1600mという舞台はかなり得意としています。

同じ舞台の安田記念では1度の2着と2度の3着があり、
NHKマイルカップでも2014年のタガノブルグで17番人気の2着に来ています。

このように後もう少しの所まで来ている舞台で、三浦皇成騎手が輝く姿をみたいところです。

ではそんな三浦皇成騎手とドルチェモアとのコンビの、ライバルとなる馬は誰がいるのでしょうか。

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NHKマイルカップでの強力なライバル

NHKマイルカップでのライバル

今年のNHKマイルカップは非常に混戦となっており
人気が読めないのですが、上位人気はエエヤンとオオバンブルマイ、そしてドルチェモアの三つ巴となりそうです。

エエヤンは前走のニュージーランドトロフィーでドルチェモアに勝利をしており、
今最も勢いのある馬です。

父シルバーステートにとってどうしても欲しいG1のタイトルを、この馬が獲得することになるかもしれません。

懸念点としては東京で2戦しいずれも敗れているところでしょうか。

東京で2連敗後、中山で3連勝という数字を見る限りでは東京競馬場を苦手としている可能性が考えられます。

また、前走騎乗したミルコ・デムーロ騎手がクルゼイロドスルに乗る点もマイナスとなりそうです。

それでも前につけられる先行力は、
同じく前に行くはずのドルチェモアにとっては脅威となりそうです。

二頭目のオオバンブルマイは前走のアーリントンカップで豪快な差し脚を見せて見事優勝した馬です。

その末脚と、最後にセッションを差し切った勝負根性は見事でした。

差し馬が有利な展開になれば勝利を飾ってもなんら不思議はありません。

ドルチェモアが勝利した朝日杯フューチュリティステークスでは7着に敗れましたが、
これはスタートで出遅れて道中15版手とあまりにも後ろ過ぎたことが影響しています。

その前の京王杯2歳ステークスでは4番手、アーリントンカップでも7番手につけていますから
今回しっかりとスタートを切ることができれば、ドルチェモアも強力なライバルとなりそうです。

武豊騎手が騎乗するというのも怖いところです。

他にもファルコンステークス2着のカルロヴェローチェや
皐月賞最下位からの雪辱を誓うダノンタッチダウンなど今年は強いメンバーが集まっています。

こうした中で、悲願のG1制覇を果たすことができるのか
三浦皇成騎手とドルチェモアに注目したいと思います。

また、もし三浦皇成騎手がここで勝てなかったとしても、次の安田記念でも注目の馬がいます。

三浦皇成浦騎手は今年中にG1を勝てそう

今年中にG1を勝てそう

以前このチャンネルでもご紹介したのですが、安田記念で三浦騎手はウインカーネリアンと挑む予定です。

ウインカーネリアンは前走のドバイこそダートだったこともあり6着となってしまいましたが
既にマイル重賞を2勝している馬です。

その実力はG1にも届くはずです。

初めてのG1挑戦となったマイルチャンピオンシップでは12着でしたが、
これはスタートを嫌がりゲート再審査になるなど気難しさを見せての敗戦でした。

そうしたイレギュラーもなく順調に進むことができれば
安田記念では勝つチャンスが出てきそうです。

先程見てきたとおり三浦皇成騎手は安田記念とも相性が良く、
例えNHKマイルカップで勝利できなくても、ここで勝つチャンスがあります。

今年は大阪杯を制したジャックドールが参戦してくるなどこちらも強力なライバルがいますが、
三浦皇成騎手が最後のひと押しをしてほしいところです。

他にも三浦皇成騎手にはG1の騎乗依頼が今年も多く集まってくるはずですから、
なんとか1000勝の節目を迎える今年のうちにJRAでのG1勝利を成し遂げてほしいと思います。

もしG1を勝利したら、場内からは三浦コールが起こるかもしれませんね。

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