
2022年5月22日にはオークスが開催される。
5月17日時点での特別登録馬は以下の通り。
仮番 | 馬名 | 負担 |
---|---|---|
1 | コントディヴェール 牝3 | 55.0 |
2 | シンシアウィッシュ 牝3 | 55.0 |
3 | シーグラス 牝3 | 55.0 |
4 | ニシノラブウインク 牝3 | 55.0 |
5 | ピンハイ 牝3 | 55.0 |
6 | ウォーターナビレラ 牝3 | 55.0 |
7 | ライラック 牝3 | 55.0 |
8 | ルージュリナージュ 牝3 | 55.0 |
9 | サウンドビバーチェ 牝3 | 55.0 |
10 | アートハウス 牝3 | 55.0 |
11 | パーソナルハイ 牝3 | 55.0 |
12 | スターズオンアース 牝3 | 55.0 |
13 | ルージュエヴァイユ 牝3 | 55.0 |
14 | ナミュール 牝3 | 55.0 |
15 | プレサージュリフト 牝3 | 55.0 |
16 | ホウオウバニラ 牝3 | 55.0 |
17 | ベルクレスタ 牝3 | 55.0 |
18 | エリカヴィータ 牝3 | 55.0 |
19 | スタニングローズ 牝3 | 55.0 |
20 | サークルオブライフ 牝3 | 55.0 |
21 | ラブパイロー 牝3 | 55.0 |
これらの馬について過去データから狙いの馬を絞っていこう。
東京芝2400mの血統データ
まずは血統面だ。
オークスが開催される舞台である東京芝2400mの
種牡馬成績は次のようになっている。

ディープインパクトの実績が目立つ。
出走回数も多く信頼ができる血統だろう。
他にはルーラーシップも出走回数は少ないが
勝率はディープインパクトを上回る成績を残している。
とはいえある程度ばらけているように、血統だけで取捨は難しいのが現状だ。
そうした中でディープインパクト産駒とルーラーシップをあげると
パーソナルハイ一頭が該当する。
キャリア5戦目以内の馬が有利
次に、これまでのキャリアについて見ていこう。

オークスでは5戦以内の馬が好成績をあげている。
これはオークスに向けて大事に使われてきたことや、
少ない出走回数でオークスへの賞金を稼ぐことができる実力があることを示している。
逆に多く出走してようやくオークスにたどりつく様な馬は、お釣りがない状態と言えそうだ。
今回、過去のキャリアが5戦以内の馬は
アートハウス
エリカヴィータ
ナミュール
ピンハイ
プレサージュリフト
ホウオウバニラ
ライラック
ルージュエヴァイユ
ルージュリナージュ
となる。
オークスは前走3Fの順位が重要
次に前走の上がり3ハロンの順位を見ていこう。
東京コースと言えば日本一長い直線がある。
そこで勝つには優れた末脚が必要となる。

実際に、前走の上がり3ハロンが3位以内だったかそれ以下かでは
オークスでの成績は大きく異なってくる。
前走3位以内だった馬の成績は過去7年間で
47頭中6勝、2着4回、3着5回となり複勝率は31.9%を記録している。
一方で4位以下の馬は77頭いて1着1頭2着3回、3着2回で複勝率は7.8%となっている。
こうして比較をすると、いかに前走の上がり3ハロンが重要かがわかる。
今回該当する馬は
アートハウス
エリカヴィータ
コントディヴェール
サークルオブライフ
シーグラス
スターズオンアース
スタニングローズ
ピンハイ
プレサージュリフト
ベルクレスタ
ホウオウバニラ
ラブバイロー
ルージュエヴァイユ
ルージュリナージュ
となる。
ちなみに過去4年連続で、前走の上がり3ハロン1位の馬が勝利している。
今回もその傾向が続くと考えると、今回上がり3ハロンの馬を見ていく必要がある。
該当するのは
アートハウス
コントディヴェール
サークルオブライフ
ルージュエヴァイユ
の4頭にまで絞られる。
オークスは馬体重も重要
オークスという頂上決戦では馬体重も重要となる。
前走が450kg以上かそれ以下かによって、大きく成績が変わってくる。

過去5年の成績で450kg未満だった馬は
33頭いて0勝、2着1回、3着1回という成績になっている。
しかし450kg以上では56頭いて
5勝2着4回、3着4回で複勝率23.2%となっている。
何よりもこれまで450kg未満の馬は勝てていないというのは大きなポイントだろう。
前走の馬体重が450kg以上だった馬は
アートハウス
ウォーターナビレラ
コントディヴェール
サークルオブライフ
サウンドビバーチェ
スターズオンアース
スタニングローズ
ニシノラブウインク
パーソナルハイ
プレサージュリフト
ベルクレスタ
ラブパイロー
がいる。
こうした過去データを見ていくと、全て該当する馬は
アートハウス
ルージュエヴァイユ
の2頭となる。
ここで更に絞るためには、前走の成績が重要となる。
過去4年間で前走5着以下だった馬は29頭いるが
なんと1頭も馬券圏内に入っていない。
アートハウスは前走忘れな草賞で1着だったが
ルージュエヴァイユは前走フローラステークスで5着だった。
リステッド競走と重賞という違いはありますが、前走成績が5着だったということを考えれば
ルージュエヴァイユを落とし、アートハウスのみに絞ることができる。
オークス2022予想
◎アートハウス
他の馬については出走馬が確定してからの検討となる。