2023年に競馬はこう変わる!今年から始まる改革まとめ

2023年競馬が大きく変わる

2023年を迎えましたが、今年は競馬が大きく変わる年と言われています。

様々な変更があるため、従来とレース傾向やファンの観戦スタイルが変わっていくかもしれません。

そこで今回は、2023年における競馬の変更点についてまとめてみましたのでご紹介します。

重量負担が変わる

まず大きく変わることの1つは、負担重量の変更です。

騎手の健康と福祉、さらに将来の優秀な騎手人材の確保という点から、
平地競走の負担重量が引き上げられることとなりました。

例えばこれまでジャパンカップや有馬記念で4歳以上牡馬の斤量は57キロでしたが、
3歳以上のG1においては、58キロに統一されます。

また別定戦の基礎重量も57キロとなり、オープン競走の最低負担重量は48キロから49キロとなります。

このように、簡単に言えば2023年からは全体的に1キロ負担重量が増えることになります。

たった1キロと思うかもしれませんが、限界まで減量をしている騎手にとってこの1キロはかなり大きいものです。

これまで体重制限に引っかかり騎手になれなかった人も、騎手になれるようになることを考えても良い取り組みなのではないでしょうか。

馬の負担が増えることは少し心配ではありますが、海外では60キロを背負う競走もよくあることを考えれば問題はなさそうです。

今後はこの負担重量増に耐えられる馬体重の大きな馬や、
減量が軽減されてパワーを発揮できる騎手の活躍が目立っていくかもしれませんね。

京都競馬場がグランドオープン

京都競馬場が4月22日にグランドオープン

2020年から改修工事を行っていた京都競馬場が4月22日にグランドオープンを迎えます。

これにより、ここ数年阪神競馬場で開催されていた天皇賞(春)や菊花賞などが再び京都競馬場で開催されることになります。

今回の改修工事ではスタンドが建て替えられ、馬場も馬の脚の負担が軽減されるようになりました。

さらに投票窓口はUMACAメインに代わり、入場券もQRコードのついたものになるなど最新設備が整えられています。

パドックも特徴的な円形から楕円形に変わるなど、ファンにとってはほぼ新しい競馬場となります。

スタンドの中もゆったりとした空間が確保されているそうです。

また、馬場が変わることでレースの傾向も変わる可能性があります。

特に脚の負担が少ないということは、それだけ馬場がクッション性に優れており前に進むにはパワーが必要となる可能性があるからです。

どのようなレースが増えていくのか、そして新施設がどのようなものなのか、4月のオープンが楽しみですね。

UMACAポイント制の導入

京都競馬場のグランドオープンに合わせて導入されるのが、UMACAで馬券を購入した際のポイント制です。

UMACAで馬券を購入すると、購入金額の0.5%がポイントとして付与されるようになります。

たった0.5%と思いますが、キャンペーンを積極的に実施するため
年間を通して考えるとUMACAで買った方がかなりお得となるようです。

また、UMACAであれば現地でもWIN5や海外競馬の馬券を購入できるという点もメリットとして挙げられます。

JRAでは現金の管理コストなどの観点からこうしたUMACAへの移行を進めており、
このポイント制もそれの一環と考えられそうです。

今後は競馬場に行ってもキャッシュレスで投票をするというのはスタンダードになりそうです。

ただ、紙の馬券が欲しいという層も一定数いるため、そのバランスをどうとっていくのかという課題もありそうです。

トラッキングシステムの導入

トラッキングシステムの導入

2023年の中央競馬ではトラッキングシステムの導入も予定されています。

これは道中の各馬の位置取りがリアルタイムで表示されるシステムのことです。

海外競馬の中継やゲームなどで、下に表示されているものと言えば分かりやすいかもしれません。

JRAでは8月に札幌競馬場で導入実験が行われ、11月には東京競馬場でも実証実験が行われました。

11月の実験の時には1番人気の馬が赤丸で囲われるなど、分かりやすい表示を試行錯誤している様子が見て取れました。

最終的にどういった仕様で登場するか楽しみに待ちたいところですね。

こちらも京都競馬場のグランドオープンの際に本格導入される予定です。

このトラッキングシステムにより実況がなくても各馬の位置取りが瞬時に分かり、自分の賭けた馬がどういった状況なのかを把握することができるようになります。

カメラワークによっては映っていなかった注目馬の動向が分かるというのは、とても助かりますね。

まさにファン待望の機能と言えそうです。

中央競馬全レースが無料でネット配信される

中央競馬全レースが無料配信

3月25日から、JRAのホームページにおいて全レースをライブ配信することが決まっています。

これまで中央競馬の全レースをライブで見るには、グリーンチャンネルへ加入する必要がありました。

しかしそれには最低でも月額550円がかかるため、少しハードルの高いものとなっていました。

無料のライブ配信をすることで、ライト層の方も午前中から馬券を買いやすくなりそうですね。

地方競馬や競艇など多くの公営ギャンブルでは既に導入されているものですが、
JRAでは様々な権利関係や大量アクセス時の処理などといった課題があり、これまで導入できていませんでした。

それらの調整についてメドが立ったことで、今回の導入へと至りました。

スケジュールとしては、2月25日から3月19日までテスト配信をして
3月25日から本格的に配信する予定となっています。

ただ、パドックや実況などは無いのではと言われており、そうした点でグリーンチャンネルや地上波放送との棲み分けが生まれそうです。

いずれにせよこうしたレース観戦の選択肢が新たに登場するというのは、ファンにとって嬉しいことですね。

最優秀短距離馬の廃止

最優秀短距離馬の廃止

2023年度以降のJRA賞について、最優秀短距離馬というカテゴリーを廃止し
最優秀スプリンターと最優秀マイラーを新設することを発表しました。

これは、スプリント路線とマイル路線が現在は別物として扱われていることや、
関係者の目標を増やす、賞の価値を上げるといったことが理由としてあげられます。

2021年の最優秀短距離馬は、1200mを一度も走らなかったグランアレグリアが選出されています。

もし最優秀スプリンターと最優秀マイラーの2つに分けられていたら
最優秀スプリンターはピクシーナイト、最優秀マイラーがグランアレグリアとなっていた可能性が高かったはずです。

この場合、ピクシーナイトはJRA賞を受賞したことで将来の種牡馬としての価値を高められていたものと考えられます。

そうしたことを考えると、非常に現実的で良い変更と言えそうですね。

レースの格付けや新設

レースの格付けや新設

中央競馬ではG3の紫苑ステークスがG2に格上げされる予定です。

紫苑ステークスは今年の秋華賞馬であるスタニングローズが制したように、
活躍馬が多数出ており、レースのレーティングもG2へ格上げする要件を満たしています。

今後はG2として、ますます秋華賞前の重要な一戦として注目されるようになりそうです。

また、地方競馬ではダート競馬の全国的な改革の1つとして2023年よりネクストスター競走が新設されます。

これは3歳ダートの短距離路線の整備により作られるもので、全国8つの競馬場で実施されます。

高額賞金の重賞級認定競走となるため、各地区の2歳馬たちが来そうレースとして盛り上がりそうです。

2023年は競馬が大きく変わる年になりそう

2023年に競馬が大きく変わる

これらの変更については、これまでにもご紹介してきた内容ですが、
こうしてまとめてご紹介すると2023年はかなり大きく競馬が変化していきそうだなと思いました。

中でもホームページでの無料ライブ配信や、トラッキングシステムの導入などは競馬の観戦方法が変わっていきそうです。

また京都競馬場のグランドオープンにも大いに期待したいと思います。

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