ドウデュースが今年初戦の京都記念を完勝!今年こそ世界を獲れるか

ドウデュース完勝!再び世界へ

2023年2月12日に開催されたG2京都記念。

昨年の凱旋門賞以来となったドウデュースが1番人気に応え優勝しました。

その鋭い差し脚を見ると、今年こそ海外で大成功を収める可能性を感じました。

今回はそんなドウデュースの強さとさらに今後の予定や海外レースでの期待について見ていこうと思います。

圧倒的なレースを見せたドウデュース

圧倒的なレースを見せたドウデュース

まずは京都記念について振り返ってみましょう。

ドウデュースは言わずとしれた2022年の日本ダービー馬ですが、
その後に凱旋門賞に挑戦したものの19着と大敗してしまいました。

今回の京都記念はそれ以来となるレースだったため状態面がどうかと言われていました。

こうした心配は、同じく凱旋門賞で大敗したタイトルホルダー
次走の有馬記念で9着に敗れてしまったことも影響しています。

また、このレースには復活を誓うエフフォーリアや、
前走久しぶりに勝利を飾ったキラーアビリティといったG1馬も揃っていたことで
どのような戦いになるのかという点も大いに注目されていました。

そうした中でもドウデュースは一番人気に支持され、レースが始まります。

スタートが切られるとユニコーンライオンが押して先頭に立ち、
最初のコーナーでエフフォーリアが2番手につけます。

ドウデュースは鞍上の武豊騎手が手綱を抑えて後ろから3番手をキープします。

最初の1000mは59.5秒とやや早いペースで進むと、
エフフォーリアは3コーナー過ぎから徐々にポジションを落としていきます。

それとは逆にドウデュースは徐々に外からポジションを押し上げ、
3コーナーを回った頃には4番手にまで上がります。

そして直線に入ると、他とはレベルの違う脚で一気に先頭に立ちます。

そこからドウデュースはさらにグンと加速し後続を突き放すと、
最後は2着のマテンロウレオに3と2分の1馬身差をつけて勝利しました。

対照的にエフフォーリアは心房細動により競走中止となる、今後が心配される結果となりました。

このような圧倒的なレースを見せたドウデュースについて鞍上の武豊騎手は優勝インタビューで
「今日はドウデュースらしい走りが出来ました。状態はとても良かったです」
「勝負どころはこの馬らしい反応で、今日はこの馬らしさが出せてよかったです」
「もう一度最強と言われる結果を出していきたいですね」と語りました。

ドウデュースの次走はドバイターフを予定しており、
そこで凱旋門賞のリベンジとなる海外制覇を果たしてもらいたいですね。

そしてもし叶うのであれば、再び凱旋門賞に挑戦し
武豊騎手とのコンビで優勝を狙ってほしいと思います。

前走が19着という結果だったためどうなるかは分かりませんが、
オーナーは武豊騎手で凱旋門賞を獲りたいと語っている方なので、再び挑戦する可能性は高そうです。

今回の京都記念はそうしたリベンジを期待できる圧巻のパフォーマンスでしたから否応にも期待は高まります。

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ドウデュースは世界最強になれるか

ドウデュースは世界最強になれるか

武豊騎手が「最強と言われる結果を出していきたい」と言うように、
今後ドウデュースは最強となるための戦いが始まります。

現在予定されているのは3月のドバイターフです。

日本からは前年王者のパンサラッサなどが出走予定です。

もしここで勝てば、海外でもその名を広く示すことができます。

そうなった後は国内に専念して王者として君臨するか、
凱旋門賞もしくはブリーダーズカップへと遠征することも考えられます。

いずれにせよ最強世代の最強馬として再びその素晴らしい走りを見せてほしいと思います。

そして年末の有馬記念でイクイノックスと年度代表馬を争うレースができれば
競馬ファンとしては最高の展開になりますね。

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